NanoPi で Pi-Star

巷では新しいデジタル通信のサービス提供で忙しいようで。。貧乏な当局も一度は試してみようと思っていたのですが、それには必ず実験用HotSpot的なものが必要になるので悩んでいたところ、数年前に秋月電子で買ったNanopi-Neoが余っていたのを思い出し MMDVM Hatを乗せて見ようかとAliexpressで買ってみました。
下記を2月24日に注文して3月5日に到着
https://ja.aliexpress.com/item/1005004188305819.html?spm=a2g0o.order_list.order_list_main.5.2129585aeKQ2oh&gatewayAdapt=glo2jpn

■構築開始!
まず Pi-Star をダウンロード
Pi-Star_NanoPi_V3.4.17_09-Jan-2019.zip

いつものように Pi-star 構築手順を下記のように進める
1.SD-card-formatter でSDのフォーマット
2.Win32-disk-imager でSDカードへ書き込み、Nanopi Neo へ搭載
3.Ethernet(有線)を接続して NanoPi-Neo の電源を投入する
4.Advanced IP Scanner で起動した Pi-Star のIPアドレスを調べる
5.ssh で Pi-Star へログインする ID:pi-star PassWord:raspberry
6.pri-rw マンドでファイルへの書き込みを許可

7.固定で安定運用させる為、有線での Ethernet 接続で固定IPを設定する
  (NanoPi-Neo は Wifi は実装されていない為、必要な場合はUSBのWifiドングル等を利用)
  $sudo vi /etc/dhcpcd.conf に eth0 の固定IP設定の為の下記の行を追加
  ※例は192.168.0.198/24の場合
  
interface eth0
static ip_address=192.168.0.198/24
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1

8.$sudo shutdown -r now にてシステム再起動後、ブラウザで設定したIPアドレスのPi-Starへ接続
「Configuration」タブを開き、項目「General Configuration」の「Radio/Modem Type:」を「STM32-DVM / MMDVM_HS – Raspberry Pi Hat (GPIO)」に設定する

9.RX TX の Offset 値 も「0」のままで問題なく D-star、YSF、DMR、NXDM などすべテストできました。
10.今のところPi-Zeroと比べてもWebでの操作もストレスなく動いてます、ただPi-Starのバージョンが低いところが気がかりなところ

■NanoPi-Neo メーカーサポートページ
https://wiki.friendlyelec.com/wiki/index.php/NanoPi_NEO

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