Analog Gateway 2 記事で紹介した M17 Analog Gateway は音質が非常に悪く、QSOには耐えがたいものでした。
おそらく無線機のスピーカー出力を ESP32 の AD 変換入力端子に入れるという設計がよくないと思われましたが、韓国のDS5QDR氏が実験して公開している方法を参考に「無線機を使わない」Audio IF を製作し、実験したところ、無線機を使った構成よりはるかに音質が向上したので、記録します。
注)音質は向上しましたが、まだまだノイズ交じりの「それなり」です
■ Audio IF 回路図
■ Analog Gateway 回路図
注意点:Audio IF へ 5V 給電する為に L1 (+VIN) のパターンを短絡させる必要あり。
■ 購入した部品
1.MAX4466 MIC付プリアンプ基板
2.PAM8403 VR付 Power Amp
3.ASM1117 3.3V 出力レギュレータ
■ Audio IF 基板
■運用後の考察
PCのスピーカーから音声合成を使ったテスト文章を繰り返し読ませて、このシステムを近づけ PTT を ON
し、オーディオ用のヘッドホンを付けたスマホの Android 版 Droidstar に何度も聞いてみる。。
結果はう~ん。。という感じ
送信に関しては、まず基本的にノイズが継続している中、音声はAD変換の能力(分解能)の低さを感じで、
たまに「聞き取れない」のではなく「理解できない」部分が発生する感じ。。
※Module-17の構成のほうが音質は安定しているかも
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